診察当日に撮影・診断ができる ※脳ドックでMRI検査を受ける場合は「脳ドック」をご覧下さい

1.まず、診察時間内に受診してください。医師の診察後に検査を行います。原則として当日すぐにMRIを撮影します。
  混みあっている場合は、待ち時間が発生する為、後日予約日時を決定し再院をお願いする場合があります。

 【診療受付時間】
 午前 9時00分 ~ 12時00分 
 午後15時00分 ~ 18時00分

2.MRI検査の説明
  看護師から説明と問診の後に順番まで待合でお待ち頂きます。 
  放射線技師から呼ばれましたら検査室へ誘導し、更衣が必要な場合は、検査着への着替えていただきます。 
  その後、金属類をお持ちでないかチェックの後に検査が開始致します。
  検査の時間は概ね20分です。
 
3.診断説明 
  検査終了後、画像診断を行います。結果が出るまで待合でお待ちください。 
  結果が出ましたら医師からの説明を行います。

費用について

1割の方で2300円前後ですので、3割の方は7000円前後になります。 
また 当院は院外処方になっておりますので、お薬が処方されましたら、お薬代が別途必要になります(処方せん薬局にて)。

検査時の注意事項

めがね コンタクトレンズ 入れ歯 補聴器 シップ カイロ かつら などは外していただきます。

また治療用の 『はり』 も外していただきます。

キャッシュカード お財布 ベルト カギ 腕時計 なども検査室には持ち込みできません。

MRIで見つかる疾患(病気)について

脳梗塞急性期

突然右上肢に麻痺出現。1時間で消失。
来院時MRI(拡散強調画像)で3個の新鮮な梗塞が左大脳半球に見つかった。

頚部血管MRA検査で、左頚部内頚動脈にプラークによる狭窄所見あり。

慢性硬膜下血腫

数日前より右半身のシビレ、脱力、軽度の頭痛を感じていた。
大きな血腫が左側の大脳を圧迫しているのがよく判る。

未破裂脳動脈瘤

めまいのため来院。
頭部MRAにて脳動脈瘤が偶然見つかった(矢印)。
放置しておくとクモ膜下出血を発症する。

未破裂椎骨動脈解離(カイリ)

後頭部痛、後頚部痛で発症。麻痺や意識障害なし。
数日経過しても軽減しないため来院。
向かって右側の血管の壁が裂けて膨れているのが見えます(矢印)。
放置しておくと、破裂してクモ膜下出血を発症したり、血管が閉塞して脳梗塞を発症する危険もあります。

 

当院で採用しているMRIについて

静か

MRIは検査中に「カンカンカン」「ビービービー」といった工事現場のように大きな音がします。

今回導入したMRI装置は従来のMRIよりも最大で96%*、音を小さくして検査ができますので、リラックスして検査を受けていただくことができます。

*検査の内容によって、検査音が大きいものもございます

 

速い

MRI装置は検査に時間がかかるのが問題でした。

新しいMRI装置では検査時間を短縮できる機能を搭載していますので、トンネルに入っている不快な時間が従来よりも短縮されています。

検査時間が短くなっていることに伴い、検査を待っている時間も短くなります。

 

快適

MRI検査は狭いトンネルに長時間横にならなければならない検査です。

特に頭の検査だと、コイルと呼ばれるヘルメットのようなものを装着する必要もあり、不快に感じられる方も多いと思います。コイルの一部を装着せず、お顔の前面を開けたまま検査をすることもできますので、閉所に不安の方は、一度ご相談ください(※)。

また、今回導入したMRI装置では、プロジェクションマッピングの技術を応用してトンネルの内側に映像を投影しています。

(※)検査の内容によっては対応できない場合があります。詳しくは医師にご相談ください。

 

豊富な検査内容

新しいMRI装置では、従来までの未破裂脳動脈瘤の検査や、微小な出血の有無などに加え、造影剤を使用せず脳の血流情報を取得したり、頸部血管の狭窄の状態を把握することができるようになるため、より詳細な画像情報を得ることができるようになりました。